足立区ホームページ作成・更新補助金について
足立区では、中小企業を支援するため、ホームページの新規作成や全面改修にかかる費用を補助する「ホームページ作成・更新補助金」を提供しています。この制度を利用すれば、最大で10万円の補助金を受けることができ、事業者のデジタルマーケティング強化や集客力向上に役立ちます。
1. 補助金の概要
足立区の中小企業や個人事業主を対象に、ホームページ作成や既存サイトの全面改修にかかる費用の半分(上限10万円)を補助します。この補助金は、企業がデジタル戦略を通じて集客や売上を増やすサポートをすることを目的としています。申請期間は令和6年4月8日から令和7年1月31日までですが、予算が尽き次第締め切られるため、早めの申請が推奨されます。
2. 補助金の対象者
– 法人の場合:足立区内に本店登記があり、主な事業所も区内にあることが条件です。さらに、役員の大半が大企業の役員や従業員でないことが必要です。
– 個人事業主の場合:区内で開業届を提出し、実質的に事業を行っていることが条件です。
また、過去に同じ補助金を受けていないことや、他の公的機関から同様の補助金を受けていないことが必須です。
3. 申請の流れ
1. 事前相談:申請者は、申請前に足立区の「ウェブ活用アドバイザー」に相談する必要があります。アドバイザーは、計画の実現性を確認し、適切なアドバイスを提供します。
2. 書類の準備:申請書、事業計画書、見積書、納税証明書などを準備します。法人と個人事業主では必要書類が異なるので注意しましょう。
3. 申請書の提出:必要書類を揃えて足立区役所へ郵送または持参します。
4. 審査:申請内容を区が審査し、補助金の交付が決定されます。
5. 補助金の支給:事業が完了し、経費支払いの証明書類を提出後、補助金が指定の口座に振り込まれます。
4. 補助対象となる経費
– 新規ホームページの作成:デザインやコンテンツ作成、プログラミングなど、ホームページをゼロから作る費用。
– 既存ホームページの全面改修:デザインの刷新、機能の強化、コンテンツの大幅な変更などの費用。
部分的な修正や小規模な追加作業は補助対象外です。
5. 注意点
– ドメイン取得費用やサーバー維持費、パソコン購入費は補助対象外です。
– 既存のホームページに対する部分的な修正やページ追加も対象外となります。
– 税金の滞納がある場合や、過去に同じ補助金を受けている場合は、申請ができません。
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6. 申請スケジュールと着金タイミング
補助金の申請は、事前相談から書類提出、審査まで約1~2ヶ月かかります。事業完了後、証拠書類を提出してから補助金が振り込まれるまで、さらに数週間かかるため、早めに準備を始めることが大切です。
まとめ
足立区の「ホームページ作成・更新補助金」は、中小企業や個人事業主がデジタル戦略を強化し、事業拡大を図るための強力なサポートです。ホームページの新規作成や大規模な改修を検討している企業は、この制度を活用して販路拡大に取り組んでみてはいかがでしょうか。